2019年03月

目立ては奥が深いです。
いろいろな方法や意向がありますが、
結論はよく切れる事。
それもチェーンソーを押し付ける事はなるべく少なく労力を使わない切れ具合です。

私は本業は金属部分ですが、鉄鋼ドリル、溶接トーチのタングステン電極、板金用ハンマーなど長年研いで来ました。

結論から言うと鉄鋼ドリルとソーチェーンの研磨(目立て)は原理は同じです。

回転しながら対象物を切る事です。
そして良く切れても長く切れ味が続くのが理想です。

歯の角度、刃先の立ち上げ角度が大きく左右します。

鉄鋼ドリルも刃先を立てすぎる、先端角度を鋭角にすると食いつきが良すぎてすぐ歯こぼれ(欠る)してしまいます。

    MS441に45cmバー9Tスプロケット仕様です。
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 必ず目立てクランプを使いバーを固定。

 目立て初めの歯にスタートマーキング
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  だいぶ使いました。

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   カシの木を玉切りしてるのでヤニがかなり付きます。
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目立て後。角歯がしっかりと出ています。
刃先の角歯からタイラップまでキレイなCを描く様に。

ここまで使うとデプスケージ研磨してだいぶ低くなります。
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切削面
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上歯の角度は30度。
ここまで使うとタイラップも少し削ってしまいました。
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 理想な目立てはチェーンソーの自重で切れてゆきます。

その上労力が少ない。

最近は目立てホルダーを使わなくなりました。

フリーハンドでなるべく研いでます。


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目立てはこまめに。
特にカシなどを玉切りするとかなり刃先が摩耗するので20玊位を目処に研いでます。

とにかく目立ては経験を積む事が大事だと思います。

良く切れると嬉しいですよね。

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ローロマティックESライトバーがラインナップ増ました。

軽さと強度で評判が良いローロマティックESライト。
MS362からMS661までの中型、大型チェーンソー用です。
今までは71cmしかなかったんですが、63cm、50cmとラインナップを増やして来ました。

そして新たに90cmと80cmが加わりました。
90cmは通常のローロマティックESしかなかったのですが、これでESシリーズと肩を並べます。

ESライトバーはとても軽いです。
今、MS462+ローロマティックESライトバー50cmの組み合わせで玉切りをしてるのですが、軽いMS462と軽いバーの組み合わせでバランスがすこぶる良いです。
何しろ疲れが違います。

一度ローロマティックESライトバーを使うと他のバーには戻れません。

ちなみに本国では日本未発売のバーも含めて豊富ですね。

https://www.stihl.de/STIHL-Produkte/Schneidgarnituren-und-MS-Zubeh%C3%B6r/020223/F%C3%BChrungsschienen.aspx

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